バンクシー展で共感!
少し前になるが 名古屋ボストン美術館で開かれていた「バンクシー展」を訪れた
「天才か反逆者か!」と世界で物議を醸しているアーチスト。
バンクシーアートの絵画は世界各国のストリートアーティストとして風刺画を描く画家だが、
名を馳せた代表的な版画が「ガール・ウィズ・バルーン」か
「ラブ・イズ・イン・ジ・エアー」かな?
その絵を一度は目にした事とがあると思うが、
因みにバンダナで顔を隠した青年が抗議の火炎瓶を投げようとしているように見える作品だ。
彼が手にしているのが火炎瓶でなく「花束」である。事が心癒される絵画だ。
原爆や戦争でなく、どんな時にも平和的な手段で達成しなくてはならないという意味を込めた作品
うんうん・・・
これが「ガール・ウィズ・バルーン」
この絵をどんな風に空想するか??とよく問いかけられるが、
私は 大切なモノが(ハート形の風船)を手から離れていってしまう・・・そんな喪失感を感じてしまう。。
が、感じ方は人によって様々で、飛んでいく風船に悲しみを感じる人もいれば、
自由を感じる人もいる。
少女は生まれながら持っている純真さを表していて、
未来への希望を守り、大切にしたい とみている人に抱かせるからだと言われる。。
バンクシーがこの絵画を、オークションで100ポンドで落札された瞬間に
このキャンパスがシュレッターを通過するという 悪ふざけをしたともいわれている作品らしいが
100ポンドで目の前で落札された絵をシュレッター仕掛けにするバンクシーのスケールもかなりのものだ。
同様で 他の作品も全てが、世界中で起きている現代社会問題を
取り上げて、社会の矛盾や重要なテーマを皮肉を交えて人々に考えさせるのだが、
私の気に入った作品を少し紹介します。
パンツ(ベリーリトル・ヘルプス)
コマーシャリズムを皮肉った作品で、消費の自由が制限される事を絵にした。この作品は難民支援のためのチャリティオークションに参加するための作品の一つ。
細かくここで書く事が出来ないが、意味の深い作品の一つなども面白い現実を風刺画にしている
「ポリス・ライオット・トラック」
「ディズニー」をもじってバンクシーが作った世界
「ディズマランド」の展示の一つで警察トラックを描き、
子供の姿と虹を描き加えてる。
警察トラックが反乱を起こて子供たちの遊び場になる。
という可愛らしい作品の一つ。
そしてこの作品は、私の心に残った一つ
「キリスト・ウィズ・ショッピング・バックス」
クリスマスの本当の意味が捻じ曲げられている事に対する皮肉。
本来、慈悲や思いやり、感謝の祝日であったが、消費する祝日へと変わってしまった・・・
現在では、ごちそうを食べ、けた外れに高価なプレゼントを贈る日となっている。
人間の欲や愚かさ・企業も設けさせるためだけに作用している事を訴えている。
少なくとも、私には刺さった一枚だ💦
その他にもまだまだ 心を揺さぶられる作品も沢山目にした
とにかく、現在社会の問題を皮肉ったり、面白く
ウィットに富んでいるにも関わらず、とっても分かりやすいのが バンクシーの作品の魅力。
時間が許せば、宗教画から、現代アートも含めこ れからも沢山の芸術に触れたい。