今だから出来る結婚式
結婚式を延期や中止せざる得なくなった新郎新婦が沢山いらっしゃると思う。
こんな自体になる日が来ることは 考えた事もなかった。
私達結婚式をお手伝いする側はもちろん大きな悩みではあるが、昨日の家族だけの結婚式で、新郎新婦は、予想以上に深い苦悩を抱えていることが分かった。
このコロナ禍で、結婚式を楽しみに準備をしてきた新郎新婦は、結婚式を予定どうり挙げたいと思う反面、ゲストの皆さんの事を考えると、延期を選ぶべきか、いや延期もニュース報道を見るたびに いつにすべきなのか?・・・
悩んで悩んで日々を過ごしてらっしゃる方、規模の縮小や自粛など 色々と意見を聞けば聞くほど 心が沈んでしまうなどとよく聞く。
私達ウェディングプランナーが出来る事は、悩んでいる新郎新婦に今の状況・最善の策・新しいご提案など 心に寄り添って差し上げる事しかできない。
そんな中で開かれた昨日の1組の結婚式
元々40名ほどのウェディングをお考えだったが、今回はご家族だけの挙式に急遽変更された。
私達はリモートを繋げて 残念ながら様々な理由で参列できなかった方々のために挙式の様子を配信した 。
挙式が滞りなく進んでいく終盤で 新郎新婦はご家族への感謝の気持ちを伝えられた。
そして締めとして、ご両家お父様がご挨拶をされたが、そのご挨拶にお二人からは伺えない苦悩を初めて知る事となる。新郎のお父様は、
「この日を本当に二人も私達も 心待ちにしていた。
しかしどれだけの方々をご招待して どれだけの規模のパーティにするのか、二人と毎日話し合いました。
その中で結婚式をやる意味は、私達はともかくとして、新婦のお父様・お母様はどんなにか 花嫁姿を楽しみにしていらっしゃるか。それを思うとなんとか小さくてもいいから結婚式を開催しよう!」と今に至りました。
今日の日を迎えられて本当によかった。感慨深い気持ちと共にホッとて感謝の気持ちで一杯です。
と・・・・ご挨拶を頂いた
お二人は結婚式にはイメージがあり、ドレス・会場のお花
など打ち合わせも進んでいたが、
会場装花は会食テーブルのみに変更して頂く事をセオリーさんにご協力をお願いし、
当初の予定どうり大人数のウェディングとはいかなかったが
挙式のみ参加のご親族様をお見送り後
ゆっくりと会食会がスタートした。。。
結婚式は感謝を伝える場である、両家ご親族が集う大切なイベント。
結婚式の意味や価値を改めて 体験する結婚式となった。
ご家族やお二人からも 何度も感謝の気持ちを頂き、
今のこの時期だからこそ、待ちに待った1日をどれだけ 最高の日にできるか。
それは 私達の手腕と真価が問われると思った。
まだまだ出来る事はある。
栁瀨チーフ素晴らしい!
ウェディングプランナーには、是非二人に寄り添った結婚式を創ってほしい。